
看護部案内
ご挨拶
こんにちは! 荻窪病院看護部ホームページへ、ようこそ!
看護部長の細川香代子です。
荻窪病院は前身である1933年設立の中島飛行場附属病院から90年にわたり、杉並区西部の中核病院として地域医療に貢献してまいりました。
そして今、地域医療包括ケアシステムの中でも急性期病院としての役割をしっかり果たし、荻窪病院の理念である「安心で信頼される医療」を職員一丸となって提供しております。
さて、皆様は「看護が好きですか?」。
もちろん、私も「看護が大好き」です。
大好きな看護ですが、時にはつらいこと、苦しいこともあります。
そのつらさを乗り越えそれでも前に進める魅力や楽しさもあります。
看護職一人ひとりが「看護が大好き!」と笑顔で語り合えるこころ豊かな「現場」を全力で支援したいと思います。
そして、目指すは日本一のマグネットホスピタル!
地域の方や職員に愛され、人々を惹きつけてやまない、そんな病院でありたいと真剣に思っています。
ぜひ、私たちと共に…!
どうぞよろしくお願いいたします。
看護部長 細川香代子
看護部ビジョン
私たちは安全で確実な看護と思いやりの心で、あらゆる人々の健康を支援します。
~安全で確実な看護は「信頼」を意味し、地域の方々に信頼される温かい心のこもった看護を提供します~
2025年度 看護部目標
1.安全で確実な看護で、医療の質向上を図ります。
1)身体拘束ゼロへの挑戦
2)患者さんの意思決定を支える看護の実践(カンファレンス実践:5%アップ)
3)看護職のレベル底上げ(ラダー強化:特定行為研修共通科目導入)
4)病院機能評価看護領域高評価獲得(S評価3項目以上)
2.適切な病床管理で経営の質向上を図ります。
1)経営指標を読み取り経営参画ができる主任・副主任育成の強化
2)心理的安全性の高い職場環境の構築(職員満足度の向上で定着率の改善)
3)地域包括ケアシステムへの参画(地域連携強化と看護外来で地域への貢献)
4)タスクシェア、マルチスキル、DX化推進で業務の効率化を図る
部署紹介
3階A病棟(外科系病棟)
部署の内容や特色、患者さんの傾向などについて
消化器外科病棟です。手術後の全身・ドレーン管理、疼痛管理、早期離床を意識した看護を行っています。ストーマを造設する患者さんが多く、皮膚排泄ケア認定看護師と協力し、ストーマ処置から装具選定、自己管理に向けた指導を行っています。入院直後から退院後の生活を視野に入れ、多職種と協働しチーム医療を展開、早期退院(社会復帰)を目指し日々奮闘しています。
部署の雰囲気や取り組みを紹介してください
明るい活気ある病棟です。2年前からは新型コロナウイルス対応病床での業務も交替で担い、スタッフ全員で協力して対応しています。
外科看護師の経験がなくても、個々に合わせたフォローができるよう心がけています。
多職種カンファレンスを通して情報共有、問題提起、問題解決を行っています。医師をはじめ、多職種とのコミュニケーションは積極的にとっており、関係性も良好です。
看護師長より
優しく明るいスタッフに囲まれています。新しい意見や方法を受け入れる柔軟性と積極性のある病棟なので、中途入職者にも働きやすい環境だと思います。終末期の患者さんも多いため、個々に合わせた緩和ケアと家族ケアが行えるよう、自己研鑽を積んでいます。
患者さんにもスタッフ同士でも、他部署スタッフに対しても、心ある言葉・態度で接し、思いやりのある病棟でありたいと日々思っています。
3階B病棟(内科系病棟)
部署の内容や特色、患者さんの傾向などについて
3B病棟は消化器内科を主とした内科病棟です。内視鏡での治療が多く、消化器内視鏡看護のスキルが身につきます。患者さんの年齢層は広く、70歳後半から90歳代の方の高齢者も多くいらっしゃいます。一つの疾患だけではなく循環器、呼吸器、代謝系、神経系など併せもって入院されている方がほとんどですので、幅広い知識・技術・アセスメント力を習得できます。
部署の雰囲気や取り組みを紹介してください
スタッフは20歳後半の若くて(?)元気で優しいスタッフが多いです。患者さんからは「明るく、優しく接してくれてありがとうございます」とメッセージをいただいています。病棟が力を入れていることは、患者さんが望まれる場所へ退院できるよう、入院早期からの意思決定支援や退院支援を行うこと。また、高齢者が安心して療養生活を送れるよう認知症看護認定看護師と連携して、認知症ケアの理解を深め看護することです。
看護師長より
当病棟は医師や看護師、その他関連する職種とのコミュニケーションが良好で、連携が密に取れることが自慢です。多職種が患者さんを中心に専門性を発揮することで、よりよいケアを提供できており、さらにスキルアップにつながっていると感じています。また、お互いを認め合い、患者さんの訴えに真摯に向き合う姿勢など、接遇にも力を入れています。
新人さんに聞きました~どんな職場ですか?
内科全般を経験することができ、内視鏡治療を専門的に学ぶことが出来ます。
先輩看護師との距離も近く、不安なことはすぐに相談に乗ってくださるので、慣れない環境でも働き続けやすいと思います。
4階A病棟(循環器系病棟)
部署の内容や特色、患者さんの傾向などについて
4A病棟は37床の心臓血管外科・循環器内科病棟です。心臓血管外科では、虚血性心疾患、心臓弁膜症、大動脈疾患、末梢血管疾患が主であり、冠動脈バイパス術、弁形成・弁置換術、人工血管置換術、ステントグラフト置換術など代表的な疾患に対する手術が、年間約170件以上行われています。
循環器内科では、心筋梗塞や狭心症などの虚血性心疾患、心不全・不整脈・末梢血管疾患の患者さんが主であり、心臓カテーテル検査や治療、カテーテルアブレーション法、ペースメーカ埋め込み術など年間700件以上行われています。入院の大半は70~90代と高齢の患者さんです。医師・薬剤師・MSW・PTなどのコメディカルと連携をとりながら、急性期の患者さんから、退院支援の必要な患者さんまで、よりよいチーム医療を提供するために日々奮闘しています。
部署の雰囲気や取り組みを紹介してください
平均年齢32.7歳。元気!! 一人ひとりが真面目でポテンシャルが高く、とても活気あふれる病棟です。循環器は、生命の危険に直結する疾患が多く、異常の早期発見やクリティカルケアの実践・アセスメント、日常生活指導は必須です。高齢者やICUから退室してくる患者さんが多いため、専門知識や高度な看護技術を必要とします。
看護師長より
当病棟はスタッフ間はもちろんのこと、医師をはじめとする他職種とのコミュニケーションが良好です。連携や協力を密にし、患者さんに安心と満足を与えられるような看護の提供を心がけています。また小さな変化への気づきや緊急時の迅速な対応、その人にあった生活指導ができるよう日々スキルアップに努め、患者さんのQOLを大切にした看護を実践しています。
心臓血管外科・循環器内科の患者さんは概ね入院後の経過が良好です。退院時の笑顔、厳しいご意見、温かいご意見、どれもが私たちの大きな励みになります。「この病院に入院してよかった」と心から思っていただけるよう、どんな場面でも患者さんとその家族の立場になって考え、発言し、行動できるよう取り組んでいます。
先輩看護師さんに聞きました~どんな職場ですか?
忙しい職場ですが、皆で声を掛け合いながら日々頑張っています。明るく元気な病棟です。一緒に頑張っていきましょう!
4階B病棟(救急病棟)
部署の内容や特色、患者さんの傾向などについて
4B病棟は31床の救急病棟として2013年にオープンし9年目になります。24時間、緊急入院の患者さんやICUのバックベッドとして全科の患者さんを受け入れています。緊急入院を対象としていることが多いため、翌日には当該病棟へ移動していく事も多いですが、多職種によるカンファレンスを開き、次の病棟や在宅へ繋がる看護を心がけています。また退院までの介入が出来る患者さんには、退院指導などに力を入れています。対象年齢は0歳~100歳以上と幅広く、病状も様々で患者さんから多くを学べる病棟です。
部署の雰囲気や取り組みを紹介してください
看護師の平均年齢は33歳。色々な科を経験した看護師が集まっています。どんな状況でも患者さんの声に耳を傾けるように心がけています。適度な緊張感がありますが、みんな明るく元気に働いています。いざという時のチームワークはどの病棟にも負けません。幅広い患者さんを受け入れるため、病棟内での勉強会の企画も積極的に行っています。
看護師長より
全ての科の患者さんを受け入れており忙しい日々ですが、スタッフみんなで協力し合い業務を行っています。また忙しい中でも”その人らしさ”を大切にした看護‘を常に心がけています。そしてスタッフにとっても働きやすい病棟となるよう、お互いに意見を言いやすい風土づくりやスタッフの意見を取り入れた病棟運営を行っています。
新人さんに聞きました~どんな職場ですか?
病棟は明るい雰囲気です。患者さんのことで困ることがあればすぐに先輩に相談したり、カンファレンスが行えます。また、いつも先輩が方が「大丈夫?」と気にかけてくださいます。救急病棟ではありますが、急性期のことだけでなく在宅支援や地域連携も学ぶことができます。
5階病棟(整形外科病棟)
部署の内容や特色、患者さんの傾向などについて
整形外科を主とし病院内で一番多い48床、本館5階に位置しているため見晴らしがよく明るい病棟です。
手・膝・脊椎・足などの専門医が常勤でおり毎日手術を行っています。年間の病床稼働率は90%以上、手術件数は約1000件でとても慌ただしいながらもやりがいのある病棟です。
患者層は、幼児から高齢者と幅広く、様々な年代の方が入院されています。
部署の雰囲気や取り組みを紹介してください
整形外科ですので、患者さんが前向きにADLの向上にむけ、がんばれるよう看護介入を行なっています。
患者さんを主体として多職種連携をとり、カンファレンスでは活発な意見交換をおこないながら退院支援に積極的に取り組んでいます。固定チームナーシングで患者情報も共有できています。多重業務になっても声をかけやすく、お互いをフォローしあえる体制ができており、働きやすい雰囲気です。
看護師長より
一言でいうと、とにかく明るく元気な病棟です。
毎日、手術や検査を目的とした入院が多く、忙しい病棟ではありますが、一人一人が思いやりをもち、みんなで学び育てていこうという意識が高い看護師が揃っています。
キャリアアップをはかりつつも、自分の時間を大切にできるよう環境を整えています。
新人さんに聞きました~どんな職場ですか?
Aさん:配属されてすぐの頃は、手術や入院が多く慌ただしい時もあり毎日緊張の連続でした。しかし、先輩はとても丁寧に指導してくださり、右も左もわからない中でも少しずつ色々なことを学び、できることが増えると達成感とともに自信に変わりました。先輩方もそんな私の様子を見て「笑顔が増えたね」など声をかけてくれます。私の成長を見守り一緒に喜んでくれる温かい職場です。
Bさん:5階病棟は教育体制が整い、活気のある職場です。患者さんの人数も多く慌ただしい毎日を過ごしていますがとても充実しています。病棟全体はいつも協力し合い、コミュニケーションがとれています。経験していないことを優先的に経験させてくれたり、手技などを自立に向けてサポートしてくださいます。自分の不足している所もしっかり指摘して指導してくださるので学びを深めることができています。
6階病棟(外科系混合病棟)
部署の内容や特色、患者さんの傾向などについて
6階病棟は32床の泌尿器科・婦人科・皮膚科・眼科を主科とする外科系混合病棟です。平均在院日数は5~8日と短期で、入退院数が多く、患者さんの年齢層は広く、10歳代から90歳代まで入院されています。日々、各科の手術が行われており、泌尿器科と婦人科では、当該科の疾患治療の他、生殖医療と連携した男性不妊・女性不妊の患者さんも受け入れています。また、化学療法で入院される方もいらっしゃいます。
多職種とカンファレンスを行い、入院早期からの退院支援を行っています。様々な疾患が学べるため、幅広い知識・技術・対応力を学べる病棟です。
部署の雰囲気や取り組みを紹介してください
看護師の平均年齢は30.4歳で、元気で明るく、優しいスタッフが揃っています。様々な疾患の患者さんを受け入れるため、勉強会も積極的に行っています。在院日数が短く、患者さんに関われる時間が限られていますが、地域での生活に戻られても困らないように、多職種と協力しながら意思決定支援や入院早期からの退院支援にも力を入れて取り組んでいます。
看護師長より
当病棟はたくさんの患者さんとの関わりの中で多くの事を学び、またスタッフ同士が刺激し合い助け合って、互いに成長していける職場です。他職種との連携を密にし、患者さん、ご家族に安心で信頼される看護の提供を心がけています。慌ただしい毎日ですが、一人一人の患者さんを大切に、思いやりを忘れず、優しい気遣いや言葉かけ等の接遇力も強化しています。また、働きやすい環境を目指し、日々スタッフ同士で相談しながら業務改善にも取り組んでいます。
新人さんに聞きました~どんな職場ですか?
先輩方は皆優しく、わからないことは何でも聞くことができる環境です。混合病棟で忙しいですが、その分たくさんのことを学ぶことができ、やりがいを持って働ける病棟です。ぜひ一緒に働きましょう!!
別館3階病棟(産科病棟)
部署の内容や特色、患者さんの傾向などについて
都内でも珍しい総合病院の中の産科単科の病棟です。産婦人科外来と1ユニットで同じスタッフが勤務しているため、妊娠中から外来で顔見知りになった助産師が分娩を担当する場面もあります。助産師側も「妊娠中から分娩・産後の子育てを見据えてアセスメントし、地域の担当保健師に繋げていく」という切れ目のないサポートを目指しています。産後のお母さんは何かと不安が多いですが、妊娠中から心配事に対して外来指導で関わらせて頂き、ご自宅で子育てをしていく上での不安を軽減できるように、家に帰っても困らないようなサポートをしています。
患者さんは杉並区・練馬区の患者さんがほとんどで、荻窪駅南口にある虹クリニック(不妊治療専門)の患者さんも治療を受けており、妊娠を目指しておられる患者さんの治療・手術に関わり、その後のお産までサポートができる産婦人科になっています。地域で開業されている産婦人科クリニックとの連携も多く行っています。
部署の雰囲気や取り組みを紹介してください
別館3階は29名(2022年2月末現在)のスタッフで構成されています。看護スタッフ(助産師23名・看護師2名・ナースエイド1名)と病棟クラーク1名で構成されています。毎月テーマを決めて勉強会を行ったり、スタッフ一人一人が様々な研修に参加して常に最新の看護や患者さんへの指導に役立つ勉強を続けています。明るい雰囲気でスタッフ間の協力体制もできていて、小さな子供を持つママさんスタッフも多いです。看護大学など3校の看護学実習生も受け入れています。
2015年8月から全国で初めて助産師の能力について客観的評価がなされることになり、アドバンス助産師が誕生しました。助産師免許を持ち、所属施設の看護部長の承認を得て書類審査、本試験に受かるとアドバンス助産師として認証されるものですが、当院にも23名中10人のアドバンス助産師がおり、今後も認証にチャレンジする助産師が増えていきます。母子両方の命を預かる資格で働いているという自覚をもって今後ともスタッフ一同がんばっていきます。
看護師長より
助産師としてのキャリアを積み重ねていく中で、総合病院の中にあり他科のサポートを受けられること、合併症のある患者さんを診る力をつけられることは貴重な環境であると思います。個々が「アドバンス助産師」など公的に認証された資格を得る努力をしたり、外部研修で「産科救急・新生児蘇生法」のスキルを上げることは、母と子の命を預かる職業である以上、助産師としての責務であると考えます。自分が学ぶこと、学生や新人を育てること、自分の実力を常に更新することを続けながら、地域の母子保健に貢献できるように進んでいける部署でありたいと思っています。チームワークがとてもよく、報告・連絡・相談が徹底していてお互いが何をするべきかサポートしあいながら働けていると思います。小さな子の子育てママが多いのも当部署の特徴です。
新人さんに聞きました~どんな職場ですか?
産科病棟は経験豊富なスタッフが多く、様々な経験を積んできた先輩からご指導していただいてます。どこをどのように改善していったら良いのかを一緒に考えてくださり、自身の学び、成長に繋がります。笑顔が多く明るい雰囲気の病棟なので、忙しい時でも自分も頑張ろうと思える病棟です。
ICU
部署の内容や特色、患者さんの傾向などについて
当院のICUは、8床です。心臓血管外科・消化器外科の術後、循環器内科など全科の重症者、院内急変・院外救急搬送患者さんに対し、集中的な治療とケアを提供しています。特に、心臓血管外科の手術やCCUネットワークからの緊急心臓カテーテル治療を得意とし、2:1の看護体制で24時間365日対応しています。入院の大半は70~90代の高齢の患者さんです。在院日数も短縮してきており、入院時の超急性期から退院後の生活を見据えた関わりが強く求められます。ご家族、他職種と協働しながら、心のこもったチーム医療を推進しています。
部署の雰囲気や取り組みを紹介してください
当院のICUは、監視モニターや生命維持装置などの機械類に囲まれた特殊な環境です。様々な経験を持った中堅看護師が多く、時短で頑張るママさんナースや心優しいナースマン達、院内異動のガッツあるナース等バラエティに富んだスタッフ達です。ICU独特の緊張感はありますが、全体的にピリピリした感じは全くなく明るく爽やかな職場です。重要なライフラインが多い中で、【身体拘束削減】に向けての取り組みには特に力を入れています。リスクカンファレンスの定着で年々効果が出ています。スタッフ一同、患者さんの尊厳を守り患者家族に寄り添った看護を実践します。
看護師長より
当院のICUはスタッフ数20名と少数精鋭です。スタッフの強みはなんといっても「協働するチカラ」!! 少しでも余力があれば、複数人で見守り患者さんの安全ベルトOFF、他病棟へのリリーフ、多職種との合同カンファレンス実施と、存分に力を発揮しています。他職種と連携し、1日も早く一般病棟、そして地域へ戻ることができるように、チームで情報を共有し適切に介入することで、より質の高い医療を提供できるよう努めています。 患者さんが生命の危機的状態から回復していく過程を実感できることは、何よりのICU看護の醍醐味だと思います。
先輩看護師に聞きました~どんな職場ですか?
荻窪病院のICUは若手からベテランまで幅広い年齢層のスタッフが、個性や知識を認め合いながら働いています。様々な科の患者さんが生命維持装置を装着しているため、ICU特有の知識と技術が必要です。そのため、スタッフ主催で勉強会を行っており、知識を深める機会が多くあります。また、自分の知識を他のスタッフへ共有することもできます。スタッフ間で切磋琢磨でき、スキルアップには最高の環境が整っていると思います。月平均の残業が2時間程度であり、仕事後には習い事やジムに行く人もいます。ワークライフバランスもバッチリです!!
手術室
部署の内容や特色、患者さんの傾向などについて
外科・整形外科・産婦人科・泌尿器科・眼科・皮膚科・心臓血管外科・脳外科の手術を行っています。手術の部屋は2階手術室に5部屋、B1手術センターに2部屋あります。局所麻酔~全身麻酔まで月に400件近い手術を行っています。
部署の雰囲気や取り組みを紹介してください
常勤麻酔科医師5名、看護師26名、ナースエイド2名、クラーク1名の合計34名のスタッフです。30代前後のスタッフが多く、他院を経験してきているスタッフがほとんどなので、他院のいいところを取り入れながらどんどん働きやすい職場になっています。既卒の入職者にもプリセプターを中心にスタッフ全員で支えながら指導をしていきます。手術中は緊張感がありますが、手術が終われば和気あいあいとしていて働きやすく活気のある部署です。
看護主任より
手術件数が多く忙しい毎日ですが、スタッフみんなと楽しく仕事ができるとても雰囲気の良い部署です。手術室看護の大事なことは、手術を受ける患者さんが安心して安全な手術を受けられるように取り組むことだと思います。手術室は患者さんとのコミュニケーションを取ることが少ない場所ですが、術前外来から術中看護、術後訪問と、周術期を通して安心・安全な看護が提供できるように取り組んでいます。
新人さんに聞きました~どんな職場ですか?
プリセプターを中心に他の先輩ナースも声をかけてくださる方が多く、丁寧に教えてくれるため、とても学びやすい環境です。普段から明るく雰囲気が良いので働きやすいと思います。
外来
部署の内容や特色、患者さんの傾向などについて
新型コロナウィルス感染症の終息が見込めない中、当院外来では近隣の医療機関からの紹介患者を始め、発熱患者、PCRスポットに対応しています。医師、看護師、MA(メディカルアシスタント)、地域連携室など他職種のコメディカルが感染防止対策を遵守し、協働して患者さんの安心安全な外来診療に尽力してきました。また、本館7Fの外来化学療法室に治療専用ベッドを8床完備し、医師、薬剤師とともに連携しながら対応しています。外来がん化学療法や専門性の高い医療処置が外来で行われるようになり、多種多様の知識・技術、そして看護アセスメント能力の向上に努めています。
部署の雰囲気や取り組みを紹介してください
仕事と子育てを両立しながら働いているスタッフが一番多い部署です。急なお休みにもお互いに理解し合いスムーズな応援体制がとれるよう、複数の診療科の看護技術、処置の介助や検査・手術の説明、日帰り手術のスキルを習得しています。さらに、院外研修や院内のケモナース認定、皮膚創傷処置・ストーマケア認定にも積極的に参加して、自己研鑽に励んでいます。
セルフケア支援においては、血友病をはじめインスリンやリウマチ・炎症性疾患、骨粗鬆症薬などの自己注射や創処置、自己導尿など、個別性にあった指導を丁寧に行っています。
急性期病院の外来看護師として、術前術後の周術期の患者さんだけでなく、高齢者など日常生活援助を受けている患者さんに、他職種と協働し、生活を継続するための専門性を発揮した看護を提供できるよう努めています。
看護師長より
コロナ禍における外来看護師の業務は、自分で自分の仕事に線引きするのではなく、どのような状況になっても、柔軟性・主体性を持ち、前向きに取り組むことが必要とされます。そのため、お互いを理解し合い、思いやり、助け合いの精神でスタッフの意識を統一するよう努めています。
また、外来看護師として患者さん一人一人の治療経過や病状の受け入れ、今後の方向性を一緒に共有し、院内他職種だけでなく、地域のリソースへの橋渡しができるような看護介入が求められています。高齢化社会を見据えて地域包括ケアシステムの構築真っただ中、患者さんの医療的な課題や生活上の課題を一緒に考え、患者さんとご家族のQOLをサポートしていく看護専門職としての役割が発揮できるようにスタッフを育成しています。
先輩看護師に聞きました~どんな職場ですか?
外来には様々な診療部門、専門外来があり、多岐に渡る処置・検査・診療補助業務に専門性をもって取り組んでいます。自分の経験を活かせる場でもあり、新たな学びや経験を積むことができます。また、患者さんの在宅療養を支援する看護介入を行っており、長期的に患者さんと関わり、地域に繋げていくことも外来看護師として大切だと感じています。
子育て世代の看護師も多く在籍しており、私自身、時短勤務で急にお休みをすることがありますが、お互いにサポートし協力し合える職場環境です。悩み事も気軽に相談できる、和気あいあいとした雰囲気です。
救急外来・内視鏡センター
部署の内容や特色、患者さんの傾向などについて
東京都指定の2次救急医療機関です。24時間365日、患者さんが安心して治療を受けられるように対応しています。地域医療を担う病院として、軽症の方から緊急手術・緊急カテーテル治療が必要な重症の方まで幅広く受け入れています。内視鏡センターも併設しており緊急内視鏡にも対応しています。2020年からは新型コロナウイルス感染症対応として、発熱外来も開設しています。
部署の雰囲気や取り組みを紹介してください
ママさん看護師も多く、明るく雰囲気の良い職場です。内視鏡チーム・心臓カテーテルチームがあり、内視鏡・心臓カテーテル検査・治療に対応しています。
年間の救急車応需数は約3200件、内視鏡件数は約7800件、心臓カテーテル検査は約900件です。様々な疾患の看護や技術の学びは、実地指導者を中心に、個人に合わせて丁寧に行っています。
看護師長より
患者さんの思いに寄り添い、真摯な対応ができる看護を提供できるよう働きかけを行っています。
救急看護や内視鏡看護、心臓カテーテル看護は専門性が高く、知識や技術の習得は大変かもしれませんが、積極的に取り組んでいけるように教育に努めています。
先輩看護師に聞きました~どんな職場ですか?
救急外来では様々な患者さんが来られ、幅広い疾患を学ぶことができます。
内視鏡センターも併設されており、医師の介助や処置につくことができ、技術を習得できます。
スタッフ同士の仲も良く、分からない事は先輩に聞くと優しく教えてくれて、働きやすい職場です。
健康管理センター
部署の内容や特色、患者さんの傾向などについて
人間ドック、区民健診、企業健診等の各種健康診断、各種予防接種、病院職員の健康診断を行い、疾病の早期発見と予防に努め、受診者皆様の健康増進を支援しています。2021年度は新型コロナウイルス感染症対策を徹底しながら、8031名の受診者様にご利用頂きました。人間ドックリピート率は78%と前年を上回り、毎年ご利用頂く方が増えています。
部署の雰囲気や取り組みを紹介してください
当センターは細やかな心配りとアットホームな雰囲気づくり、笑顔での対応を心がけております。また頂いたアンケートなどのご意見を元に、他部署との連携を図り、日々改善に努めています。接遇にも力を入れており、受診者様からはお褒めのお言葉を多く頂いています。
人間ドックでは受診当日に結果説明・保健師による保健指導を実施し、二次検査へスムーズにご案内しております。また、新型コロナウイルス感染症対策を万全に、質の高いドック・健診を提供できるよう知識・技術の向上にも努めています。
看護師長より
当センターは人間ドックや健康診断といった、予防医学の分野になります。日本は超高齢社会を迎え、毎日の生活を生き生きと過ごしたい等、QOL(生活の質)を高めようとする意識が高まり、予防医療のニーズは年々増加しています。そのニーズを把握し、ご利用される方々の疾病予防と健康保持・増進に少しでも貢献できるよう心がけています。当センターのスタッフは医師、保健師、看護師、事務職員がおり、少人数ですが全員で協力・連携して業務に取り組んでいます。
新入職看護師に聞きました~どんな職場ですか?
スタッフ同士のコミュニケーションが良く取れており、アットホームな職場です。困ったことがあれば、すぐに相談できるやさしい先輩ばかりです。規則的な勤務であり、仕事とプライベートの切り替えがしやすいです。皆さん一生懸命業務に取り組んでおり、一人一人が目標に向かって頑張れる職場です!
訪問看護ステーション
部署の内容や特色、患者さんの傾向などについて
病院を退院されたばかりで急性期の病状不安定な方から、通院が困難で連日、頻回の医療処置が必要な方、体の不調はいろいろあるけれど、住み慣れた地域や家で自分で思うように過ごしたい方などを、訪問させていただいていおります。自宅で最期まで過ごしたいと希望される方も多く、当院訪問診療科や地域の先生方、ケアマネ、介護スタッフと連携し、療養生活をサポートしています。利用者さんが安心して過ごせるよう365日24時間体制で対応しており、急な体調の変化や心配事の相談に応じています。訪問エリアは当院から約2.5Kmの範囲で電動自転車で訪問しています。
部署の雰囲気や取り組みを紹介してください
ステーションは病院の斜め向かいのマンションの中にあります。日々の看護実践のことはもちろん、今日の夕飯のメニューまで相談できてしまう仲間たちで、和気あいあいとやっています。2020年から病院のリハビリスタッフも加わりにぎやかです。医療スタッフをはじめ、地域での介護・福祉関係の方々と連携しながら、利用者さんが安心して自宅で過ごせるよう、じっくり向き合い、意思決定、療養生活を支援していくよう取り組んでいます。
ステーション所長より
地域包括ケアシステムにおいて重要な役割を担う看護分野です。医療・介護・福祉の連携を強め、利用者さん一人ひとりにじっくり向き合い、意思を尊重した看護を実践させていただき、たくさんの学びが得られる職場だと思います。訪問看護師は利用者さんが『自分らしく生きること』ができるよう、ご本人とご家族の声に耳を傾けながら、できる限りのことをしようと真剣に向き合い看護していきます。限られた時間ではありますが、一人の方に集中してケアができるのもやりがいや達成感につながり、信頼関係を築けたという実感もあります。スタッフ一同、日々の業務は忙しいですが笑顔で元気に取り組んでいます。
先輩看護師に聞きました~どんな職場ですか?
基本的に単独業務なので、ある程度の判断力や決断力が必要とされますが、迷ったり不安なときは、すぐに相談できる心強い仲間がいます。ママさんナースも多く、保育園や学校行事は協力しあって休みの調整ができます。自分らしさを発揮し、のびのびと看護ができる職場です。